昭和52年01月30日 高芝家霊祭
今日の御霊様が、喜びを表現して下さったと思うんですけれども、ご両親に安楽椅子を贈られたという感じですね、いやぁ子供達がこの安楽椅子を贈ってくれたとこう言う。そのことを私御礼申さして頂きよったら、この安という字と楽という字を別々に頂くんですよね、これがいわば、今日の御霊の本命であって、なら安楽椅子を受けたからというて安楽椅子にいつも掛けとくわけにはいかんのですよ、またいつも掛けとったら、かえってきついもんですね。
ですからこの今日の喜びは、なら子供達が年取った親に安楽椅子を贈るとかね、軽い布団を贈るとかという、そういうほんとにあれたちがこんなにして真心で贈ってくれた、という喜びが端的な今日の御霊の喜びで、本当の信心の喜びというのは、御霊ながらもその安楽椅子から降りたところからこの安、安と言う事は信心の喜びというか、安心の安だと思うんですね。
ですから信心の喜びを是からいよいよまあ受けていく、まあ惟はいよいよというが、御霊ながらにもやはり、いろいろ修行さして頂いておりますから、その修行がもうなんていうかね、安心を求め喜びを求めての御霊であると言う事ですね。ですからもう惟は限りがない修行を御霊達は続けて行く訳でしょうけれども、ほんとにこの安心の安と、楽という字を別々に頂いた事は、大変な意味深長なものを私感じたんですけれども、銘々達の信心修行もさる事ながら、遺族の者の信心がこれを二つに寄り添わせるね。
働きがこれからなされなきゃいけない。今日の御霊様達の私は詳しいことは知らんけれども、ようあのおじいちゃんとおばあちゃんのご生前の御性格というものがね。何かそんな感じだったんですね。何となく別々だったという感じですよ。だからこれからの例えば本人たちの修行、また遺族の者の願いというものは、そこに置かれていかなきゃならない、といいましても今日の御霊様達の喜びというのは、丁度これはどんな御霊様の喜びの場合でも同じだろうけれども。
まあ特に子供やら、遺族の者がこういう真心を込めたお祭りをしてくれると言う事は。丁度親に安楽椅子を贈って、親に喜んでもらうという程度のものであって、実際は御霊自身が修行しよう、御霊自身が本気で喜びを求めようという、この意欲的なおかげになってこなきゃならないと思う。そういう御霊の働きに、そういう御霊のまあ修行がこれからもやっぱりなされて行く事であろうけれども、それをもうひとつ遺族の者の真心っていうか、信心で安と楽がひとつになれれる修行がね。
信心がいよいよなされていく時に、いよいよ安と楽が一緒になるようなおかげになっていかれる御霊だというふうに思いましたけれどもね。まあほんとに、御霊のお祭り御霊のお祭りというて、やれやれ済んだと言うて、肩の荷下ろすだんじゃない、いよいよね喜びのいうならば、今合楽でいわれる光を送ると言った様な信心がなされなきゃならん。それにはどうしてもやはり、この自分たちでは持ち余るほどしの、余裕のある光を持たなきゃならないと言う事ね。
先程盛昭さんが、子供の初参りの、御届けをさしてもらった時に頂いたのがね、羊あの迷える羊と。だからほんとに親が子供のかわいさを知らない者はいないように、今日の御霊さんの御祭りは、なら子供が親の幸せを願わない子供はおらないのですから、子供が親の幸せを願うての御祭、いうならば、今日の盛昭さんの初参りは、子供の幸せの為に、これから親が信心してやらなきゃならない。それに親が様々な事で迷うてでもおるような事では、おかげにならん。
というてね次に頂くことがさんずいへんを頂くわけね。だからさんずいへんと言う事は、ここでは自然とかお恵みとかと頂いておる。ですからその自然のお恵みを大事に大事にしていく、今例えば持っておる難儀と言った様なものは、難儀じゃない、神愛だと頂いて受けていくという生き方、これがさんずいへんで頂いていけと言う事。それはお前が迷うとるけど、迷うだんのことじゃないぞと、というて御神意を頂いての事だから、そこんところに本気にならしてもらう。
さんずいへんを大事にする、と言う事になってなら、さんずいへんとか羊と言う様に功ひとつにしてごらんなさい、洋々たるの洋になるでしょうが。そこに洋々たるおかげをいただいて、子供の幸せを親が願うように、なら子供が洋々たるゆとりのあるおかげを頂いて、洋々たるいうならばおかげの光を、また御霊の世界にも送ってやれる、と言った様な私は信心がね、これからなされていかねばならんと言う事。
今日はそういう意味で、ほんとにまあ、今日はなんか期せずしてね、そういう親が子を思う一念も、子がまた親を思う一念も、同じこう感じさせて頂ける、そういう信心が大事。ところが、親が子を思うのは切実ですけれども、なかなか子供が親の事を自分の子供を思うような思いを思いませんよね、そのへんのところの、バランスが取れていかなきゃいけないと思うね。
どうぞ。